こんにちは、一湖です。
今回のテーマは瞑想です。
こちらの内容は音声で聞くことができます。

瞑想とは
突然ですが、瞑想したことありますか?
怪しいとお考えでしょうか。
私は瞑想を日常的にしています。
かなりの年月やっています。
瞑想歴は20年以上になります。
最初に瞑想とはですが、心を静めてリラックスしたり何かに集中することです。
今回お話しする瞑想については、お祈り的な要素はなくリラクゼーションなどを目的としての内容です。
安らぎや幸福度を上げることが目的ですのでご安心ください。
いわゆる瞑想というのは、ただただ座って無になるという修行のようなイメージですよね。
そして怪しさも感じられたり、何か怖いと言ったイメージを持たれる方もいるかと思います。
私もその中の一人でしたし、自分が「瞑想をやっている」とつい数年前までは人に話すことなく過ごしてきました。
なぜかというと怪しいことやってるなと思われたくなかったから。
怪しいとか怖いとか、そんなことがないとわかっていながらもなんとなくあまり話すことがなかったし、そのような内容の話をするタイミングも特にありませんでした。
でも時代は変わり、さらには自分の考えも変わり、瞑想について話すことに抵抗が全くなくなりました。
大きくは自分の意識が変わったところが大きいと感じます。
ヨガをやっている人は瞑想がとても身近なものだと思います。
そしてヨガを普段しない人にも、瞑想のことをもっと知ってほしいなと思っています。
瞑想の種類
その瞑想ですが、いくつかの種類があります。
ちなみに瞑想は英語でメディテーションです。
いくつか代表的と考えられるもので特に行いやすいものを簡単に紹介します。
そしてこれらは日頃私が実践している瞑想でもあります。
静坐瞑想
最初に最もベーシックな印象の
静かに座って行う瞑想です。
姿勢を正し、静かに座ります。
できれば左右対称の座り方、手の置き方で。
呼吸に意識を向けます。
ただそれだけです。
床に座ったりベッドの上に座る、足が痛ければ椅子でもいいです。
これが瞑想のベースになっていると言えます。
マインドフルネス瞑想
時々目にすることもある『マインドフルネス』という言葉ですが
聞いたことがある方も多いのではないのでしょうか。
マインドフルネスが瞑想と解釈されていることも多々あります。
ですが実際は、瞑想という意味ではなく心の状態のことを言います。
瞑想によってマインドフルネスの状態を作るのです。
ですからマインドフルネスは瞑想の一種ってことです。
マインドフルネスとは、今起こっていること、今経験していることに意識を向ける事、そこに集中している事を言います。
どういうに行うかですが、先ほどの静坐瞑想の姿勢でやります。
今起こっていること、感じていること、頭に浮かんできたことを否定せずに受け入れる。
例えば、座っていて足が痛かったら、足が痛いと感じていることに意識を向けるということです。
呼吸に意識をしてももちろんいいのです。
息を鼻から吸う時に感じる鼻先から鼻の中の感覚といった、細かで微細な何かを感じ取る。
無になる必要は特にありません。
あるがままに感じる感覚をただ感じる。
そう言った事をマインドフルネス瞑想、またはマインドフルネスメディテーションと言います。
時にマインドフルネスとも言うでしょう。
座ることが基本ですが、そうしなくても意識を何かに向けて感覚をしっかりと掴めると、生きている中の全てをマインドルルネスに変えられます。
ですから、なれると座る形を取らずともいつげもどこでもできるわけです。
歩く瞑想と食べる瞑想
歩きながらの瞑想が、まさにそうです。
動きながらの瞑想です。
自分の足の感覚や体を動かすたびに服が肌に当たる感覚、自分のかるいている時に起こる振動など、そう言った部分に集中する方法もあります。
他にも食べる瞑想というのもあって、食材、食べる行為から味や見た目などに意識を向けます。
最近は何かしながら食事ということが多くあると思います。
そうすると、目の前にしている食材への感覚や意識が薄れてしまいます。
食べることを意識したり、食材に感謝しながら食べることこそがマインドフルです。
ボディスキャン瞑想
最後にこれ。
私は寝る前にはボディスキャン瞑想をして寝ます。
なぜこれを始めたかというと、夜眠れないからです。
頭の中がいつもごちゃついて、色んな考えが眠りたいのに絶え間なく湧いてくるから、眠るまめにこの瞑想をやることでとてもリラックスできます。
リラックスすると眠りやすくなります。
私のやり方ですが、
仰向けになり体の力を限りなく緩めます。
手のひらを上に向けると力が抜けやすいです。
その手は体の横に置きます。
目を瞑り呼吸に意識を向け整えます。
その後体の部位を全身組まなく意識していきます。
ありのままの自分の体に意識を向けていきます。
自分で頭、目、腕、指、お腹、と足の指まで全てやります。
体に違和感がある時はそこにも意識していきます。
私の場合筋肉痛や頭痛がある時は、その辺りも念入りにやっています。
すると頭がすっきりとし、リラックスすることができて眠りやすくなります。
何より自分の体の部位以外考えませんから、余計なことは消えていきます。
瞑想の効果
こんな感じで私は座って瞑想したりボディスキャンしたり、マインドフルに何かに意識を向けたりと日常的にやっています。
そして肝心の得られる効果ですが、一番はリラックスできることです。
もちろんリラックスすることで緊張がとれるし、不安も落ち着きます。
何より、余計な考えや意識がしばらく消える効果はとても素晴らしいです。
私は集中力がない方ですが、座って瞑想したすぐ後は頭の中がすっきりしていますから、いつもより集中しやすくなります。
マインドフルネス瞑想とボディスキャン瞑想に関しては気づいたらやっているくらい高頻度でやっています。
気づいたら勝手にやっているくらいの感じです。
座る瞑想も、毎日ではないけれど本当によくやっています。
お香を使う
お香を使って瞑想をやるのがすごくおすすめなんです。
20分くらいの燃焼時間のお香を使ってやると時間の目安にもなり、マインドフルネス瞑想をしやすいです。
時間を気にし過ぎると、そちらに気がいってしまいます。
お香の燃えている時間だけ、鼻の中に入ってくる香りとゆっくりとゆらめく煙で瞑想がよりしやすくなります。
そして香りに集中することで、マインドフルネス瞑想ができます。
とてもおすすめです。
慣れていない方だと20分は少し長く感じるかと思います。
なれるまで1分でも2分でも5分でも良いです。
自分に合った時間ややり方でリラックスしましょう。
何よりリラックスすることが目的ですから。
エンディング
今日は瞑想をテーマにして見ました。
私の日頃やっている瞑想を主に、とても簡単に話しました。
やり方も合わせて簡単に話していきましたが、いまいち分かりにくかったのではないかなと思っています。
何よりリラックスできることと集中力を上げること、メンタルを整えることが目的ですから、苦痛になりながらやるのはちょっと違いますよね。
楽しみながらできるのが理想だと感じます。
瞑想を通して、自分の中に意識を向けたり目の前にあるものに注意を向けたりと、丁寧な暮らしをしてこそ、ありのままの自分があるのだなと感じます。
今後は瞑想についてもっと詳しく話していきたいと計画しています。
8月以降にまた詳しく瞑想についてお話しする予定です。
瞑想に少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。