ポジティブ思考でいることを意識している方
気がつくとネガティブ思考になっている方
ポジティブな思考が全てではないけれど、もっと気楽にいたい方
気になりましたらぜひ最後までお付き合いください。
思考のクセ
あなたは無意識な時、どんな思考になりますか?
例えばすぐに悪いことを考え想像し、どんどん重い気分になってしまう。
何か特別なことがあったわけでもなく、自信を失ってしまった。
不安一杯で希望を持てずにいる。
逆に
いつも楽観的に物事を受け取っている。
何故かわからないけどきっと自分は大丈夫。
とりあえず上手く自信がある。
簡単にはこのどちらかの傾向にあり、
最初の自信がない希望が持てない、と思っている方が悩み事も含めて思考に関して悩んだり気になってしまう機会が多いです。
そしてこれはネガティブな考え方と言えます。
そのような気持ちでいるともっとネガティブなことが起こると聞くから、そうならないためにも頑張って意識しながらポジティブなものの考え方、受け取り方をするようにと心がけているのですよね。
それらを実践することで、ことの捉え方が実際に変化した人も大勢いますよね。
そうなると自然に本当に良いことが増えた!と実感することも多くなることでしょう。
それは素晴らしいことです。
思考のクセは変えようと思ってもなかなか変えられないのが現実なので、そうできるようになることはとても素晴らしいことです。
考え方や捉え方が変わるだけで見える景色が一変するので、靄がかかって何だか気分も気持ちもとても軽くなります。
さらに良いことを生み出していけそうな気がしてきます。
ネガティブを受け入れる
一方、ネガティブ思考でなかなかポジティブ思考になれない。
ポジティブでいるようにしているのだけど、何も変化しないこの感じは何なんだろう。
いつもポジティブ思考を心がけ、ポジティブな言葉を発するようにしているのにうまくいかない、と言う方も中にはおられます。
思考のクセを瞬時に変えることって、至難の業なんですよね。
ある意味性格を自分の意思で変えることなので、とても難しいです。
環境の変化で自然と自分が変わることもあるかと思いますが、自分でなりたい自分にしていくことは容易ではないです。
強い意志がなければなかなか叶いにくいです。
考え方にも習慣があります。
ポジティブな思考になるために、ネガティブはすベて排除してしまおうとしていませんか?
実はここが大切な部分だと私は考えていました。
急にポジティブになれと言われても、今まで生きてきた中での色んな経験やクセ、または習慣があるのに一瞬で思考自体を真逆にするとはスゴ技です。
なのでここでは一旦、ネガティブも受けてみるのです。
なんで?と思われるかもしれませんが、これが重要ポイントです。
ポジティブな思考でいるにはネガティブは必要ないとされていますが、実際はそうでもないです。
ポジティブ思考の人には悪いことが起きないんでしょう?
とか、ポジティブでいるからポジティブばかりが現実に起きているんでしょう。
などなど。
ポジティブ思考の方は、ネガティブがあってもすぐにポジティブに変換しているのでネガティブがないように感じるのです。
ネガティブも含めてポジティブと捉える一面があります。
さらにプラス思考という体質なので、ネガティブが起こりにくくなっていきます。
類は友を呼ぶであることがここでわかります。
ポジティブ思考の人も全く悪いことが起こっていないと言うわけではなく、その思考を持つことにより、悪いことは引き寄せにくくさせつつ、もし起こったとしてもそれをプラスにする力を持っていると言うことです。
自分を知ること
そこで、ネガティブ思考の方は一度ネガティブを受け入れるのです。
なぜかと言うと、自分を知るためです。
マイナスの感情
それに一度向き合ってみます。
マイナスな感情ネガティブな感情と向き合うことは楽じゃないです。
ですがここがすごく大切なんです。
特に今自分自身を変えたい、一歩進みたいとお考えの方は
自分の中のマイナスな感情、マイナスな部分と向き合うことがとても重要です。
その感情の中には、自分を変えるヒントが隠れているはずだからです。
そこをずっと無視し続けていても、自分の気持ちがよくわからないままなので、ポジティブな感覚を感じにくくなってしまいます。
本物のポジティブの味が鈍ります。
マイナスな感情、ネガティブな自分と向き合わないままですと、本当の自分には出会えません。
見せかけのポジティブ思考、プラス思考では本当の課題を避け続けることとなり、なかなかうまくいかないのです。
無理している状況なので上手くいかないのです。
本当の意思とは別の方向を向いています。
プラスとマイナス
良いことの裏側にはもちろん良くないことがあります。
物事のほとんどには表裏が存在していて、もちろん感情もそうです。
良いことがあれば良くないこともある。
不思議ですがそのようになっているのが現実世界です。
良いこと、悪いこと、どちらも起こるけど全ては捉え方で決まります。
良くないことが起こった時、一度受けとけます。
そしてそれを悪いことで終わらせないのがポジティブ思考なのです。
これを自分に課せられた問題だと感じるのか、そのことを超えることでまた一つ経験を積むと考えるのか。
それか自分ばかり大変な思いをして、辛い思いばかりしている。
自分ばかりが損をしている。
そうではなく、今は辛いが乗り越えることができる日が来るから大丈夫と考える。
とにかく生きている中で起こることの全てが経験と捉えることができるかです。
そしてそれにより自分の好き嫌い、苦手得意が見えてきて今後のあり方がわかりやすくなる。
悪いことばかり起こるのは誰もが望んだことではないですが
それこそプラスに置き換えれば、それを経験することで見えることがある可能性が高いし、そこで辛い思いをした分、人に寄り添える人となれるなど、良いように思えることができます。
渦中にいるときは難しい考え方ではありますが、自分を知ることさえできたらきっと乗り越えられます。
自分を知ることで、ポジティブな思考でいられます。
自分を知らないことには何も始まりません。
エンディング
今日はポジティブとネガティブについてでした。
いかがでしたでしょうか。
物事はどう捉えるかで決まると言う、とてもシンプルなものですが
シンプルだからこそ奥が深い。
シンプルを極めるのは難しいですが、そうあることそうありたいと何かを目指すことが生きる楽しみの一つでもある気がしています。
ネガティブ思考が良くないと言うわけではないです。
ポジティブ思考である方が時に生きやすく感じます。
辛いことが多い世の中ですが、考えを少し変えることで楽に生きられるようになります。
自分を知って、自分を信じて心地よく暮らしましょう。
最後までお付き合いいただきありがとございます。
この記事は音声で聞くことができます。
ぜひ合わせてお楽しみください。